鉄筋コンクリート造りですが、木をふんだんに使い、暖かみのある空間作りをした建物です。二重床を採用し、転倒・転落による身体への衝撃を緩和し骨折しにくい環境となっています。
介護サービスは入所者様の自己決定を促し、自律した生活が送れるよう支援しています。
ご飯は各ユニットで炊いています。ご飯の炊き上がりの香りをかぐことにより、食欲が出たり、家庭的な雰囲気を感じて頂けるように努めています。食材は地産地消を心がけ、なじみのある食材で食事提供しております。施設内でブルーベリーや梅の木も栽培しており、実がなれば、入所者様と一緒に収穫し、おやつなどで提供するようにしています。
入浴は入所者様の状態に合わせて個浴、介護浴槽、大浴場の三種類を選択できます。身体の負担が少ない入浴方法を選択可能であることや大浴場は開放的で銭湯のような雰囲気を味わえるのがお勧めです。
月に一回、誕生日会や行事などイベントを開催しています。ボランティアの方々の協力を得て、歌や踊りを披露し、地域との交流の場を設けています。
介護サービスだけでなく、入所者様の健康管理にも力を入れています。毎週水曜日は嘱託医の診察があり、入所者様の健康状態の把握に努めています。また毎月に一回、歯科診察もあり、口腔ケアを行い経口摂取の維持・向上、肺炎予防にも努めています。
特別養護老人ホーム大井川の一日の流れ
7:00 | 起床、更衣介助 |
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8:00 | 朝食 |
9:00 | バイタル測定、集団体操 |
10:00 | 入浴介助、レクリエーション活動 |
12:00 | 昼食 |
13:00 | 入浴介助、レクリエーション活動 |
15:00 | おやつ |
15:30 | シーツ交換 |
17:00 | 更衣介助 |
18:00 | 夕食 |
21:00 | 消灯 |
特別養護老人ホーム大井川の利用対象者は、要介護3~5の認定を受けられた方(要介護1・2の方で特例要件に該当する方)、四万十町に在住する方となります。
四万十町初のユニットケア方式の特別養護老人ホームです。入所者様の性格や生活暦、生活習慣を把握し、その人の生活の流れに合わせたケアを提供しています。入所者様10名を1つのユニットとし、個別ケアを実施しています。入所者様のプライバシーが守られる個室と、他入所者様、職員と交流できる共同生活室があります。個室は今まで使っていた家具を持ち込み、なじみのあるものを設けることが出来ます。もう1つの家として本人が落ち着く空間を作ることが出来ます。共同生活室ではレクリエーションや作業療法士が行う集団体操を行うことができます。作業や趣味活動を通して、他入所者様、職員との交流を楽しんだり、四万十川を眺め、日の光を浴び、のんびりと過ごすことができます。
住み慣れた地域でおだやかな生活が送れるよう、サービスの提供に努めます。
シャワーチェアー、移乗台、座位シャワー、緊急通報装置2ヶ所(浴室、脱衣所)
介護浴槽、浴槽用搬送車(座位タイプ・長座位タイプ)、座位シャワー、緊急通報装置3ヶ所
(浴室2ヶ所、脱衣所1ヶ所)、多目的トイレ
シャワーチェアー、緊急通報装置4ヶ所(浴室2ヶ所、脱衣所2ヶ所)
介護材料室、汚物処理室、洗濯室、医務室、相談室、厨房、エレベーター
福祉避難所として災害時の地域住民の受け入れが可能です。
非常用食料、薬剤、おむつ・パット等の日用品、自家発電機